「大分県」はじめまして。さらりと、自然や地理について。

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産まれ育った場所に、縁あって久しぶりに帰郷し、約一年ほど経ちました。約11年ほど、世界を転々として、子どもが産まれて、改めて出会った「大分県」は、以前と違う一面を見せてくれました。これから、大分へ移住を考えている方、ちょっと気になる方、そもそも知らない方…も含めて、私目線のマイナーな情報をご紹介していけたらと思っています。

「大分県」は日本地図のどこにある?

そもそも「大分県」の場所を、知らない方も多いと思います。あまり聞きなれない土地ですものね。

「大分県」は日本の南、九州地方に位置しています。福岡県(北側)・熊本県(西側)・宮崎県(南側)に隣接し、なかなか特徴的な形をしています。海に面しており、大分県と向かいの愛媛県(四国地方)に挟まれた海は「豊後水道」と呼ばれています。

夏から秋にかけては、よく台風の通り道となる地域です。春夏秋冬を通して過ごしやすく、雪はあまり降りません。九州新幹線は通っておらず、本州から新幹線で下ってきた場合小倉~博多駅で特急ソニックに乗り換えます。飛行機を利用した場合、大分空港から各方面(大分・別府・中津・宇佐・豊後高田・由布院・佐伯・臼杵・国東)への高速バスが運行しています。

さて、大分県へアクセスする唯一の特急電車ソニック「制御振り子式」の車両は、曲線区間の多い路線でのスピードアップを叶えるもので、なかなかに揺り揺られます。見どころとして…

  • 「中津」~「宇佐」の間は、田んぼの景色の奥に、ぽこぽこと小さな里山が重なり、どこか中国の桂林の景色のよう…個人的に「ミニチュア桂林」と呼んでいます。(天津駅辺り)
  • 「宇佐」~「別府」までの路線は、山間部を走り抜けます。途中海が見えたり、春でしたら梅林が山林の間に覗いたり、山の景色を眺めながら一息つきたいですね。
  • 「別府」~「大分」の間では海のすぐ側を走ります。朝日は海から登ります。早朝でしたら、海の上にきらきらと輝く金の道(太陽の光が反射して道のよう)がきれいです。別府の山景色も面白いですよ。

車内販売は廃止となったので、乗車前に何かお気に入りのものを準備しましょう。

「大分県」ってどんなところ?自然や見どころは…

自然の魅力は「海」と「山」。(島国、日本。おそらくどこも同じですね…)とは言え、ひとえに「海」と言えども、大分県の海は北と南でまるで景色が違うのが面白い点ではないでしょうか。また、山がちな中にある渓谷、そして別府の鶴見岳から由布院、久住、熊本県の阿蘇へと繋がる高原と山の景色は、私も幼い頃からとても好きな場所です。

海の見どころ

大分県北部(中津・宇佐・豊後高田)には、”日本の夕日百選”に選ばれている真玉海岸をはじめ、干潟があり干潮時には潮干狩りも楽しめます。

国東半島沿いには、瀬戸内海に面した数多くの海水浴場が点在しています。

大分県南部には、リアス式海岸で複雑な半島が多数点在しており、海水浴場はもちろん、魚釣りに最適な場所でもあります。磯(岩場)も多く、干潮時には岩の隙間にできる水たまり「潮だまり(タイドプール)」で、海の生き物を観察してずっと遊んでいられます。

山の見どころ

大分県北部の特徴的なボコッとした形、火山により形成された国東半島には「瀬戸内海国立公園(国東半島県立自然公園)」が在り、独特の山岳宗教文化「宇佐神宮六郷満山霊場」が産まれた場所です。

別府の鶴見岳から由布院、久住、そして熊本県の阿蘇へと繋がる美しい高原と山、火山の景色「阿蘇久住国立公園」

耶馬渓をはじめ古くから景勝地と言われた渓谷や、かつて天領であった日田などが含まれる「耶馬日田英彦山国定公園」祖母山や傾山、宮崎県の高千穂へと繋がる深い山々の景色「祖母傾国定公園」などがあります。

ざざっと「大分県」の地理や自然について。ご紹介できなかった見どころも多し!大まかな地理について知ると、繋がる観光スポットなども予想しやすいかと思います。自然の中で過ごす、キャンプ場や宿泊施設も数多く開かれているので、ぜひドライブしてみてください!

▼ 今回は、柔らかいタッチでゆるりとした「大分県」や地図を描いてみました。サイトについての詳細などはこちらから

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watage note (わたげノート)は、11年ほどの世界各地での海外生活を経て、日々の『子育て』や『暮らし』などのライフスタイルを楽しくする術を摸索するブログです。また、サステイナブル、 エコロジー、多様性など、SDGsに基づいた『みんなの住み良い社会』を考えています。

それではまた、お会いしましょう!