初めての妊娠で、すでに高齢の域。妊娠が判明した後は、色々たくさん調べて準備をしましたが、振り返ってみれば必要のないものも多かった…そんなアメリカでの出産の記録を、メモとして残しておこうと思います。
初めて海外出産を予定している方、これから考えている方など、どこか不安に思っている方に少しでも流れが伝えられたらと、手描きの柔らかなイラストと共に綴っていきます。
両親学級 : Childbirth Preparation Classes/Childbirth Class とは?
両親学級 : Childbirth Preparation Classes/Childbirth Class(プレママ&パパ教室、セミナー、両親学級…など)は、初めて出産を迎える親へ、出産に向けた準備や知識を教える教室です。また、分娩をする場所や出産後にケアを受ける場所など、病院ツアーも含まれたものも多いでしょう。
出産教育は、出産予定日の2か月前に受講することをお勧めされているようです。また、VBAC(帝王切開後の経膣分娩)の準備をしている方におすすめです。
両親学級:Childbirth Class の内容とは?
初めての妊娠・出産・育児を行うにあたって、必要となる知識を教えてくれます。私が受講した教室では、妊娠の状態や出産の流れ、新生児の成長に沿って詳細な説明や写真が入ったテキストブックと共に学びました。
また、実際に夫婦やパートナーと共同でストレッチを行ったり、リラックスのできるアロマオイルを調合したり…と教室によって様々な取り組みがみられます。
総合的な情報を教える教室、一つの事柄を詳細に教える教室など複数の教室が開かれているので、必要と思うものを選んで受講できます。
内容として…
- 妊娠後期の過ごし方
- 分娩、出産、産後の各段階の流れ
- 陣痛の兆候
- 陣痛の準備方法
- いつ来院するか
- 呼吸とリラクゼーションのエクササイズ
- 麻酔、帝王切開、分娩誘発などの医療介入
- 産後・新生児ケア
- 乳幼児の授乳、基本的な母乳育児
…etc。
両親学級:Childbirth Class を受講しての感想
受講をする一番の理由として、年配の親を日本からアメリカまで出産に立ち会わせるのは大変だと考え、夫と二人で海外出産・育児を迎える予定だったため。
初めて迎えた妊娠・出産。私にとって全く経験の無いことで、ぼんやりとしたイメージはあるものの、実際の流れや必要な知識がいまいち把握できませんでした。
更に、親に聞いてみても、「はるか昔で思い出せない。忘れた。でも、楽しかったよ!」の一言。…今考えれば、医療や育児の方法もまるで違うので無理もありませんね。そして、親戚の中でも一番年下で、身近に自分より小さい子が居らず、お世話する機会がなかったこと。
そんな理由で両親学級を受講しました。結果、段取りや対処方法などが、妊娠の状態や出産の段階などに沿って理解できました。
医療は進歩していますし、国によっても基準が異なります。少しでも分からない・心配なことがあったら、両親学級の受講をおすすめします。
アメリカで出産経験のある友人に相談してみよう
両親学級は、妊娠後期の過ごし方、出産を迎える準備、出産の流れ、新生児の育児を流れに沿って、必要な基本的な知識を教えてくれます。
ただ、ふと疑問に感じることや、具体的な内容など、両親学級を受けた後で分からないことが出ることも多いでしょう。そんな時は、担当の先生やアメリカで出産経験のある人に相談をしましょう。
私は当時、多国籍なバックグラウンドを持つ女性の団体に参加しており、周りにアメリカで出産経験のある女性が多数いました。なので、より具体的なことや聞きにくいこともすべて相談しました。
人それぞれの考えもあるので、判断に迷うことは担当の先生に相談することをおすすめします。
それでは、またどこかで。ふわりとお会いしましょう♪
海外出産 in アメリカ 過去の記事はこちらより